2024年8月4日日曜日

クロエ、再び肛門嚢炎に…(手術&傷口編)

昨日、クロエシッターとしてこちらに来ていた父が無事に日本へ帰国しました。
私も夏休みが終わった〜という気分です(^^)

ひとまず先週に引き続きクロエの肛門腺のお話しを書いておきたいと思います。
長文の上、お尻の傷の写真ばかりなので、苦手な方は飛ばしてください m(_ _)m










では。

あれ?腫れてるかな?と異変に気づいたのは帰国して間もなくでしたが、「これはマズイ!獣医さんに連れて行かなくては!」と思ったのは 7月23日。

この日から時系列に沿って写真をアップしたいと思います。

7月23日(火) ※写真左 肛門の左下に小さな傷のようなものが!獣医さんの診察によれば、肛門嚢が破裂して分泌液が溜まっているとのこと。本来なら全身麻酔で切開して分泌液を出し、肛門嚢の洗浄と抗生物質を投与するそうですが、クロエは腎臓病の上、心臓病と甲状腺機能亢進症の疑いがあるため、全身麻酔はリスクが高く突然死などあり得るとのこと。相談の結果、局部麻酔で手術をしましょうということになりました。

全身麻酔だったら可能だった肛門嚢の洗浄と抗生物質注入はできませんでしたが、溜まっていた分泌物は出してくれました。お尻周りの毛をたくさん剃られちゃったクロエ(写真右)

7月24日(水) ※写真左 痛々しい手術後の傷。鎮痛剤と局部麻酔のせいなのか、ボーッとしてご飯もオヤツも食べず、とにかく元気がありません。元気がないのに全く寝てる姿を見ないので、それも心配。

7月25日(木) ※写真右 ようやくオヤツを数粒食べてくれて、午後にはちゅーるも口にしました。そして、やっと寝ている姿を確認できました。抗生剤と痛み止めは液体のもの(シリンジで与えます)。傷口は消毒液をコットンに染み込ませて、可能な限り出来かけているカサブタをとるようにとの指示。これが難しかったですが、なんとか取って、その後に軟膏を塗り塗り。

7月26日(金) ※写真左 明け方にご飯を少し食べてくれましたが、そこから何も食べず。夕方、かつお節をあげたら食べてくれました。体を舐めてお手入れもする元気が出てきた様子。睡眠も深くなってきました。(白っぽいのは軟膏)

7月27日(土) ※写真右 ずっと寝てるので、おやつはベッドまでお届け。なかなか食欲は元に戻りません。

7月28日(日) ※写真左 傷口はまだ開いているけど、少しずつ治り始めました。

7月29日(月) ※写真右 12時間おきにせっせと抗生剤と痛み止め薬、消毒と軟膏塗りをしていましたが、ここで抗生剤だけは24時間おきだったことに気付く!獣医さんに連絡をしたところ、「問題ないです。次回から24時間おきにあげてくれれば大丈夫ですよ」とのこと。とっても焦りました。ごめんね、クロエ。

7月30日(火) ※左は午前中。右は午後。
フォローアップ検診日。傷口は順調に回復しているとのこと。食欲があまりないので、ひとまず抗生剤はやめてみることに。消毒と塗り薬(抗生物質が入っているそう)は継続です。

7月31日(水) ※写真左 自然にカサブタが取れました。順調です。オヤツは喜んで食べるようになりました。

8月1日(木) ※写真右 さらに傷口が治ってきました。食欲はまだ戻らず、体重が少しずつ減ってきています。

8月2日(金) ※写真左
8月3日(土) ※写真右上
8月4日(日) ※写真右

だいぶ元気が戻り、この3日間で傷口もスルスルっと完治していきました。療養中に何でも良いから食べてもらおうと、ちゅーるやおやつばかりあげていたせいか、療法食を食べなくなり困っています...

「ふー、また大変な思いしたわ」

「でも痛いのが治って良かった〜」

今後は1ヶ月後に獣医さんで肛門腺絞りをしてもらい、その後は2ヶ月おきに絞ってもらうことになりそうです。病院通いはイヤですが、手術して大変な思いをするよりは良いものね。

今後も何か起こった時に全身麻酔がかけられないと心配なので、心臓病の方の検査もしようか迷っていますが、クロエと一緒にがんばりたいと思います☆


※今回の治療費はフォローアップ検診を含めて総額 $910 でした。