2026年7月19日日曜日

山あいの町、Idyllwildへクロエと小旅行 (2026.6.12〜6.14)

皆さん、お久しぶりです。

前回、「ひとまずこのブログをお休みします」と書いてから、しばらく経ちました。

クロエの小箱と出かけた2泊3日の小旅行にとても癒やされ、「この旅のことは書き残しておきたいな」と思いました。

ということで、少しだけ戻ってきました(^^)

***

クロエを亡くして悲しみに暮れていた時、森林浴がしたくなったのですが、私が暮らしている Orange 郡には、森林と呼べるような森がありません。

少し調べてみたところ、お隣の San Bernardino 郡に Idyllwild という小さな山あいの町があり、静かに森林浴ができるとのこと。

金曜日の午後3時に仕事を早退させてもらい、クロエの小箱を助手席に乗せて(シートベルトもしてあげて)、渋滞の中を3時間かけて向かいました。

「昔、ちょっと落ち込んだ時に何度か Idyllwild へ行って癒やされていた」という友達が、とっておきの隠れ家を教えてくれました。

Woodland Park Manor

急に思い立ったので、一番小さなお部屋は予約でいっぱい。仕方なく、私には少々もったいないくらい広いお部屋にしましたが、これが大正解でした。

壁一面がガラス張りで、お部屋にいながら森林浴をしているような気分になれます。


メインベッドのほかに小さなベッドもあり、本来はファミリー向けのお部屋なのでしょうね。

暖炉もあります。冬は雪が積もるそうですし、夏でも朝晩は涼しい日が多いようなので、そんな日は重宝しそう。

小さなキッチン付きです。お部屋や備品は少し年季が入っていますが、それもレトロな味わい。車だったので、自宅の冷蔵庫に入っていたフルーツやサラダ、冷凍してあったおにぎり、レトルトカレーやスープ缶などを、ごっそり持参して、ほぼ自炊しました。

夜はカーテンを閉めれば外から見えないので安心です。

宿に到着したのは午後6時頃。ふぅっと一息ついていたら、さっそくリスさんが遊びに来てくれました。Irvine のリスとは違ってグレーで、尻尾も長くてふわふわ。この子はここで暮らしているようで、滞在中に何度も姿を見せてくれました。

初日の夕食は、窓の外のこの景色を眺めながら、カレーとキウイ。なんとなく、山といえばカレー、じゃないですか?笑

翌朝、また外を眺めながら朝食を食べていたら、かわいい青い鳥が2羽やって来て、とても仲の良さそうな様子♡Steller’s Jay という鳥だそうです。

クロエもちゅ〜るで朝食です( ^ω^ )

さて、駐車場が混む前に、お目当てのトレイルへ向かいます。

リュックにはクロエの写真と肉球スタンプ🐾を忍ばせて、一緒に歩くことにしました。

Idyllwildで一番初心者向けと書かれていた Ernie Maxwell Scenic Trail。

朝7時40分頃に駐車場へ着きましたが、小さな駐車場は私で最後の1台でした。もう少し上には大きな駐車場もあるようですが、トレイルヘッドに一番近い駐車場は満車です。

ちなみに州立公園なので、駐車許可証(Parking Pass)が必要です。現地では購入できないため、私は事前にアウトドアショップのREIで5ドルのものを買っておきました。

入口横の大きな木。「ここねー♪」と下へ降りて行ったのですが、いきなりすべって転んで尻もちをついてしまいました(笑)誰にも見られなかったのが救いです。

気を取り直して歩き始めたものの、「こっちで合っているのかなぁ?」と不安に。地元の方らしきランナーが通りかかったので聞いてみると、「合ってるよ! 行きは下りだけど、帰りはその分上りだから頑張ってね。一本道だから折り返してくれば大丈夫。」と親切に教えてくださいました。

木々がトレイルを覆っているので、ほとんど日陰の中を歩けます。

あちらこちらに花も咲いていて、とても癒やされました。

しばらく歩くと視界が開け、気持ちの良い景色が広がります。遠くまで見渡せる絶景でした。

ゆっくり歩いて40分ほどのところでUターン。

少しぼやけていますが、背景に写っている白い岩壁は、Idyllwildのシンボルともいえる Lily Rock(Tahquitz Rock)。世界的にもロッククライミングの名所として知られているそうです。

クロエと朝の爽やかなハイキングを終え、10時半頃に宿へ戻って軽くシャワーを浴び、一休み。

すると今度はシマリスたちが元気に駆け回っていました。かわいい!お部屋の中から動物たちの日常を眺められるなんて、本当にラッキーでした。

ランチを済ませた後、宿から徒歩15分ほどの町へ。しばらく歩くと、道路沿いにポツポツと小さなお店やレストランが並び始めました。レトロカーも停まっていて、とても絵になります。

Idyllwild Area Museum。無料だったので立ち寄ってみました。小さな小さなミュージアムですが、この町の歴史やロッククライミングの道具などが展示されていました。


そして、とても素敵だったのが Idyllwild Gardens。

草花はもちろんのこと、、、


雑貨が本当に豊富で、おしゃれに飾られていて、女性なら思わず目がキラキラしてしまうと思います⭐︎



大満喫♡

町の中心部まできました。

建物の2階から眺めた景色も素敵でした。町を見守るように Lily Rock がそびえています。

この日は6月とは思えない暑さ。喉が渇いたので、お茶専門店の Shala Tea Company へ。ここもとてもおしゃれで、ピーチティーをいただきました。

雑貨の販売もしていて、町全体で観光客を温かく迎えようとしている雰囲気が伝わってきました。

帰りは川沿いの Strawberry Creek Community Pathway を歩いて宿へ戻ることに。

ストロベリークリークなんて、なんて可愛らしい名前なのでしょう。

家々の裏手を通る道なので大自然というわけではありませんが、澄んだ川のせせらぎを聞きながら、松ぼっくりを拾ったりして、心地よい散歩ができました。

2日目の夜。部屋の外に出てみると、満点の星空。北斗七星(右側)もくっきり見えました。久しぶりに、ゆっくり星空を見上げました。

3日目の朝。早くも帰る日です。

宿には庭があったので、出発前にぐるりと散策しました。暖炉用の薪が用意されていたり、

くつろぎ用の椅子が置かれていたり、

深呼吸したくなるような空間です。

バードフィーダーには小鳥たちがたくさん集まり、

グレーのリスさんも元気そう。

最後に、さりげなく私の車も入れて一枚パチリ。

テレビもつけず、SNSも見ることなく、静かでのどかな3日間を過ごすことができました。

9時にチェックアウトし、帰路へ。途中、ちょこっと展望台にも立ち寄りました。

なかなか良い景色です。

日曜日の午前中は道路もスイスイ。2時間ほどで自宅へ帰ることができました。

クロエの小箱と一緒に、クロエとの思い出を振り返りながら過ごした2泊3日の小旅行。
思い切って出かけて、本当によかったと思います。

クロエと一緒に見た森の景色や鳥の声、夜空の星たちは、きっとこれからも私の大切な思い出になると思います。

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次のブログは10月頃かな?

またどこかへ旅行に出かけたら、少しだけ戻ってくるかもしれません。

良かったら、忘れた頃に覗きに来ていただけると嬉しいです(^^)



2026年6月8日月曜日

おかえり、クロエ

クロエが旅立ってから、もう半月が経ちました。

クロエのことを想ったり、クロエの話を誰かとすると、今でも涙が溢れますが、少しずつ落ち着きを取り戻しています。

家族や親戚、友人や同僚の皆さんからいただいた、一つひとつ心のこもった温かく優しいメッセージに、本当に救われました。心を寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

そして毎日、今か今かと待っていた病院からの連絡が、今日やっと来ました。クロエの遺骨を受け取りに行くことができました。

病院の受付の方も優しく、自宅に戻って一つひとつ取り出してみると、丁寧に扱ってくださったことが手に取るように伝わってきて、心が安らぎました。

肉球の形だけでなく、なんと可愛らしい鼻の形まで残してくださっていて♡ ふふふ。大切にしたいと思います。

「おかえり、クロエ。」

今週末は、渡米14周年を迎えることもあり、心を休めるために、山間にある小さな町の森の中で、クロエの小さな木箱と一緒に、静かに過ごしてこようと思います。

「一緒に遠くまで旅をするのは、日本から飛行機に乗ってきて以来だね。
それから14年後にまた一緒に旅ができてうれしいよ、クロエ。」

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姉から受け取った素敵な花束。この青いお花が、クロエの瞳の色によく似ていて、とても癒されました。

同僚の皆さんからも、素敵な花束をいただきました。

カードやメッセージを送ってくださった方々も、本当にありがとうございました。重ね重ねになりますが、皆さまの温かい心に救われています。

クロエとのアメリカ生活を綴ってきたこのブログを、これからも続けるかどうか悩んでいますが、ひとまずここでお休みしたいと思います。

またすぐに何か書きたくなって戻ってくるかもしれませんし、このまま書かないかもしれません。

少し余白を残しておきたいと思います。

また皆さんと会える日まで、どうぞお元気でお過ごしください(^^)/





2026年5月25日月曜日

クロエ、虹の橋へ

クロエは、ここ数日で体調が急変し、ERで治療を続けていましたが、昨日5月24日の12:10 PM、虹の橋を渡りました🌈

最後は私の腕の中でぎゅっと抱きしめながら、たくさん撫でながら、たくさん話しかけながら、見送ることができました。

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先週の火曜日、皮下点滴のおかげでだいぶ気分も良くなり、久しぶりにベランダへ出て気持ちよさそうに空を見上げていたクロエ。「元気になってきてうれしいな。このかわいい表情をブログに載せたいな。」そんなふうに思いながら見ていた日でした。

ところが水曜日から急に元気をなくし、お水を飲む時とトイレ以外は、ほとんど私のベッドの中で過ごすようになりました。大好きな柔らかいツナフィレを口元に持っていってあげると、美味しそうに食べてくれて、少し安心しました。

でも木曜日の朝、ほとんど食べていないのに体重が増えていて。呼吸数は正常範囲でしたが、息を吸う時のお腹の動きが少し大きい気がして、何かがおかしいと。獣医さんに朝晩2度、電話をしました。

金曜日の朝も体重はさらに増え、皮下点滴を中止。

土曜日の朝、再び獣医さんへ相談し、その日の午後に診察していただくことになりました。

お水を飲むクロエを見ながら、「まつ毛が長くてかわいいなぁ」と思って撮った一枚。

こちらは「雫をお口につけてかわいいなぁ」と思いながら。これが、私が自宅で撮った最後の写真になりました。この時には左目は見えておらず、本当は呼吸も少し苦しかったようです。言葉が通じたらよかったのに、と今でも思います。

診察では胸水が溜まっていることが判明し、心臓専門医のいるERへ転院することになりました。

ERに着いたのは夕方。胸水を抜いてもらうと呼吸は楽になり、一度は帰宅できそうなところまで回復しました。

ところが麻酔から覚めてもなかなか体温が上がらず、呼吸数も増え始め、胸水も再び急速に溜まり始めてしまい、そのまま入院することに。

その時会わせてもらったクロエは、とても厳しい状態でした。
それでも治療を続ければ望みはあると言っていただき、クロエを預けて帰宅しました。

家に戻ったのは明け方の3時頃。病院からの電話を待ちながらほとんど眠れませんでした。

早朝の連絡では、前夜より状態は安定しているとのことでしたが、高血圧や心臓の状態悪化の影響で、両目が見えなくなっているとも告げられました。それでも、状態が落ち着けば視力が回復する可能性もあるとのことで、その時はまだ希望を持っていました。

その後の連絡では、再び胸水が溜まり始めていること、これ以上の治療は腎臓や他の臓器に大きな負担をかける可能性が高いこと、そしてそれらの臓器が限界に近い状態であることを説明していただきました。

心臓病、腎臓病、甲状腺機能亢進症。

どれかを治療すると、別の臓器に負担がかかってしまう相反する病気でした。
以前から言われていたことでしたが、最後まで本当に難しい判断でした。

最終的には、これ以上クロエに負担をかけないことを優先しました。

私の匂いがたっぷり染み込んだパジャマを畳んで枕にしてもらい、腕の中で抱きしめながら見送りました。

まるで眠るように。

静かに、穏やかに。

クロエは旅立っていきました。

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大好きな写真はたくさんありますが、この少し首を傾げて、やさしく微笑んでいるような表情のクロエがとても好きなので、最後にこの写真を載せたいと思います。


アメリカ移住という人生の大冒険を、クロエと一緒に乗り越えてきました。
二人三脚で暮らし、たくさんの思い出を作りました。

クロエがいてくれたからこそ、このアメリカで安心して暮らしてこれたのだと思います。
家に帰ると玄関まで走ってきて、「おかえりー」と迎えてくれる姿に、何度も癒されました。

クロエは18歳2ヶ月という長い猫生を精一杯生き抜いてくれました。


私の大切な、可愛い可愛い、大好きなクロエ。

今まで本当にありがとう。

あなたと一緒にいられて、とっても幸せでした。

虹の橋のたもとで、いつかまた会おうね♡

それまで、お空から見守っていてくれるとうれしいな。

本当に、本当にありがとう。