アラスカ旅行記⑫（最終回） ビジターセンターとパイプライン

トナカイを満喫した後、市内に戻ってビジターセンターに寄ってみました。

展示室が良くできていて見応えありました。ビーズの民芸品が素敵だったのでパチリ。
建物の入り口手前にもお花のマークがあったけど、アラスカでは有名なモチーフなのかな？

犬ぞり横断中の看板！いいですね～。実際に道路の脇に立っているところ見てみたい。

ここがフェアバンクスのダウンタウン、、、だそうですが、ちょっと寂しかったです。

この通りに面しているホテルの1階にあるレストラン Lavelle's Bistro。
ロッジのオーナーのオススメだったので、ディナーはここに行ってみました。

オシャレな雰囲気で、まだ5時だったにもかかわらず、お客さんがたくさん入っていました。

ポテトのスープ◎

そして、アラスカに来たら食べなくちゃ！と思っていた巨大なお魚のハリバット！
ようやく食べることができました。美味しかったです♪

宿に戻る前に、もう一カ所、パイプラインを見に行ってみました。

アラスカの南北を貫くパイプライン。人間の造った建造物で万里の長城に次いで長いんだそうです！

観光客は私たち以外には誰もいなくて、右見て左見て、と一瞬で見終わってしまいましたが、アラスカの代名詞の一つらしいので、レンタカーがあれば、立ち寄ってみるのも良いかと思います。

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ここでひとつ、お役立ち情報。

スマホの接続状況についてですが、私が使っているキャリア Verizon なら、町中では電話もネットも問題なく繋がり、Google Map を使ったスマホのカーナビもスムーズで、道に迷うことなく助かりました。

友人のキャリアはSprintですが、こちらはアラスカ中、どこに行っても電話もネットも繋がらず、、、

ロッジのオーナーによると、何か設定をすればSprintでも繋がるはずと言っていましたが、よく分からずダメでした。。。

キャリアによって、アンテナの設置状況がかなり違うようなので、要注意です。

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観光を終え、宿に戻って帰り支度。夜中の12時まで仮眠をとりつつ、空を見上げて過ごしました。

空港に行く途中も、飛行機の中でも、最後までオーロラを探しましたが、結局現れてはくれず。

心残りですが、オーロラは次の機会に！今度は犬ぞりにも乗ってみたいなー。

The Taste of Alaska Lodge からの一枚。↑この椅子に座ってオーロラが見たい！

ある日、無性にとびきりの大自然の中に身を置きたくなって、「そうだ、アラスカに行こう！」と思い立ったが吉日。
4泊6日と短かめでしたが、動物たちにもたくさん会えて、大自然も満喫できた素敵な旅になりました(^^)

アラスカ、おすすめです♪

アラスカ旅行記⑪ トナカイとお散歩 Running Reindeer Ranch

フェアバンクスの町の外れにあるお宅で、8頭のトナカイ達が暮らしています。

オーナーさんのお話しによると、元々お嬢さんが馬を欲しがったのだけど、馬アレルギーだったので、それはダメ。

いろいろ考えた結果、最終的にトナカイに落ち着いたとのこと。

友人や知人がトナカイに会わせてーとしょっちゅうやってくるので、これを一般公開したらどうかしら？

と思い付き、2年ほど前からお散歩ツアーを始めたそうです。

ワクワクしながら Running Reindeer Ranch に到着！

小雨が降っていたので、ポンチョを貸してくれました。

と、家の隣にもういます！放し飼いのトナカイさん。

自由ですねぇ～（笑）

”角ごっつんこゲーム”をしたがってきたら、どうやって対処するかなどの説明を聞いた後、
1時間の裏山ハイキング、スタートです！

ルビーちゃん（お母さんトナカイ）にだけリードを付けて、先導してもらいます。私も途中で持たせてもらいました♪

マイペースなので時々止まっちゃう。そんな時は、ヨイショとオーナーさんがお尻を押します。行って行って～

【動画】

違う方向に行ってしまうなんてことはなく、みんな一緒に仲良くお散歩する姿に感心しました。

大人しくて、とっても良い子たちばかり。途中で、トナカイたちと記念撮影もしてくれます。

この子はまだ子供で、ぴょんぴょん跳ねて、やんちゃで可愛かった♡ 枝分かれしていない角が生えています。

こちらは立派な角ですね！
毎年、自然にベルベットのような皮が剥けて、その後、角がポロッと落ちるそうです。
そして、来年また新しい角が生えてきます。１シーズンでこんなに立派な角になるなんて、驚き！

ちなみに、こちらが今回お世話になったレンタカー、クライスラーです。初めて運転する車種。ドキドキしながらハンドルを握ったけど、ほぼ新車だったし、大きな車で安定感もあり、なかなか快適なドライブができました。

お散歩の後は、ご自宅のダイニングにお邪魔して、温かい飲み物と、手作りクッキーを頂きながら、
トナカイのお話を1時間ほどしてくれました。ニコニコと嬉しそうにお話をするオーナーさん。
本当にトナカイ好きなんですね♡ 大好きなトナカイと仕事ができて、幸せなオーナーさんです(^^)

今回の参加者は5名。2月から始まった今年のツアーでは最少人数とのこと。ラッキー☆

一番多い時で25人ほどの参加者がいたそうです。これは多すぎたと言っていましたが(^^;

他ではなかなかできない貴重な体験でした。

フェアバンクスに行く機会があればぜひ立ち寄ってみてください → Running Reindeer Ranch

⑫最終回につづきます。

アラスカ旅行記⑩ North Pole とアラスカ大学博物館

ロッジでの朝食は、オーナーのコリーさん手作りキッシュに、パリパリのベーコン。

あとはパンなどご自由に、という感じでしたが、焼き立てのキッシュはとっても美味しかったです♪

食後、コリーさんに観光プランを相談。どういったルートで行くのが良いか、いろいろとアドバイスをしてくれました。

今回、ロッジは2泊取りましたが、夜中2時の飛行機に乗るため、宿を出るのは真夜中。
ということで、この時にチェックアウトも済ませました。部屋のカギは、部屋の中に置いて出ていく手筈です。
1泊分の宿泊代がもったいない気もしたけど、観光後はゆっくり休みたかったし、オーロラを見るチャンスを残しておきたかったので、こうすることにしました。

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レンタカーに乗って、観光開始です♪

まず向かったのは郊外にある North Pole という町。North Pole  といえば、サンタさん！
サンタは北欧に住んでいるはずなので、ここは別荘、ということに私の中で勝手にしました（笑）

Santa Clause House に到着～。

室内はクリスマスグッズの宝庫☆ （要は、お土産屋さんですね。）
ここで手紙を出すと、クリスマスの日にサンタから届くように手配をしてくれるようです。

同じ敷地内にはトナカイもいます。

いるいるー♡　時間が押していたので、ちょっと遠くから、一瞬だけ存在確認。

お次に向かったのはアラスカ大学北方博物館。クジラをイメージした建物だそう。

日本語で書かれた見所一覧があったので、それをもらって回ってみました。
いづれも、ここでしか見ることができない貴重な展示だそうです。

『マンモスの頭骨と牙の化石』 ・・・ おおき～い！かっこいい！

『3万6千年前のバイソンの青いミイラ』 ・・・ あまりにも古すぎて、実感が湧きません。

『クジラの頭骨』 ・・・ 何がどうなっているのか？よく分からにゃい(^^; けど、これも大きくて存在感ありました。

2階では、アラスカ先住民の工芸品などが展示されていますが、これ気に入りました！
何に使うのか分からないけど、無性に可愛かったです♡

ミュージアムカフェで、軽食。Denver Burrito（ベジタリアン）を電子レンジで温めて大急ぎで食べて、、、

向かったのは上映室。1日数回、30分ほどのドキュメンタリー映画が流れています。これは別料金。
1時からのオーロラの回を観ました。専門用語がいっぱいで、ちょっとウトウト、、、ｚｚｚ

本当はもっとじっくりと館内を見たかったのですが、2時からトナカイと会う約束が入っていたので、
博物館はこれにて終了～。

いよいよ次は、楽しみにしていたトナカイとのお散歩ツアーです！


⑪につづきます。

アラスカ旅行記⑨ A Taste of Alaska Lodge

フェアバンクス駅から、タクシーでフェアバンクス空港へ。料金は$20くらい。

※列車から私たちのスーツケースが出てくるのが遅かったので、駅前に出た時にはタクシーは

全て出払ってしまっていたけど、少し待ったら戻ってきたタクシーに乗ることができました。

もし見当たらなかったら、駅に掲示してあるタクシー会社の番号に電話をすれば来てくれるようです。

空港でレンタカーを借ります。（町中には夜中までやっているレンタカー屋は皆無。）

同じことをする旅行者がたくさんいて、予約していたレンタカー屋の前は長蛇の列。

（ちなみに、National という会社を選んだのですが、なぜかここだけ長い列、、、

隣のAvisやほかのレンタカー屋には一人も並んでいないのに、、、なぜー？

私がここにした理由は、Yelpの評価が高かったからだけど、みんなも口コミで選んだのかな？

だとしたら、口コミってやっぱり影響力ありますね。）

並ぶこと40分。ようやく順番が来て、車のカギがもらえましたー。ふー。

ムースやトナカイが飛び出てこないか、ドキドキしながら夜道を運転すること約30分。
10時過ぎに、郊外にあるお宿「A Taste of Alaska Lodge」に着きました。
玄関はすでに真っ暗だったけど、オーナーさんからの置き手紙を発見。
説明を読みながら、そぉーっと忍び足で、予約していたお部屋(East Wing Suite)に入りました。

これがまた、とっても広くて良いお部屋♪　ベッドは3台も！

アンティークなものがセンス良く、ぎっしりと飾られています。

お部屋の真横が食堂。誰もいないうちに写真を撮っちゃおう。
（翌朝オーナーとお話をしたところ、日本からのお客さんも多いみたいで、日本の物もいくつか飾ってありました。）

わざわざオーロラツアーに参加しなくても、光害が少ないためその場で鑑賞できる、ということで選んだお宿。

さっそく空を見上げてみたけど、分厚～い雲の下から月明かりが漏れているだけ。。。
この3日前には素晴らしいオーロラが観測できたみたいなので、くやし～い。

夜明け前にも外に出てみたけど、ダメでした、、、

お部屋からも、こうして外を眺めることができるので、真冬にオーロラを鑑賞する時はもってこいかと(^^)

朝になって、どんな宿か外観を確認。ログハウスですね！

お庭も広ーいです。原っぱのど真ん中に椅子が2脚、置いてありました。草原の真ん中でオーロラ見たいなぁ。

宿の看板。

と、お隣さん？お兄さんと黒いワンコがスタスタとやってきました。お兄さんは宿の中に入っていってしまったけど、ワンコは私と挨拶がしたいみたいで、お兄さんと別行動。こちらにやってきました。

お庭を案内してくれたり、モフモフさせてくれたり。遊んでくれてありがとうー(^^)

さ、これから朝ごはんを食べて、フェアバンクス市内観光へお出掛けです♪


⑩につづきます。

アラスカ旅行記⑧ アラスカ鉄道～デナリからフェアバンクス編

4時発の列車に乗るために、3時頃にホテルを出発。無料のシャトルバスを利用して、デナリ駅へ向かいました。

こちらがデナリ駅になります。今回も手ぶらで楽々チェックイン。

（荷物はホテルの部屋の前に置いておけばOK。あとは終点のフェアバンクス駅まで運んでくれます。）

チケットを受け取る時に、「今回はGoldStar Service よー」と言われました。

なんでも、お酒は2杯まで無料、ディナーは何を頼んでも無料とのこと！

おまけに記念のピンバッチもくれました☆わーい(^^)

うっすら見える虹を見ながらしばらく待つと、、、

やって来ました！機関車部分は初日と同じですが、、、

客車は違ってる。デザインがお揃いですね。それに車両がたくさん！（行きはたったの2両だったから、、、）
ガラスドームではない普通車両も、前後に連結されていました。

外に出られる展望デッキから一枚。黄色く染まった紅葉が綺麗です。

車内はこんな感じ。行きに比べると、ちょっと古めかな？

しばらく川沿いにずーっと行きます。

橋の下をくぐりまーす。

うねうねと蛇行する川に沿って進んでいきます。

右にカーブする時がシャッターチャンス！ ここでもうーっすらと虹が出てくれました♪（右端）

デナリからフェアバンクスへは所要時間4時間と短めです。
ということで、乗り込んでから意外と早く、ディナーに呼ばれました。

メニューから何を頼んでも無料（料金に含まれている）とのことですが、
かといって、大量に食べれる訳ではないので、普通に一皿ずつオーダー。

何時間も煮込まれたホロホロお肉と、サクサクな衣がついた白身魚。どちらも美味しかった！！

デザートは座席で配ってくれました。チョコレートとベリーのムースです。
列車でいただいた食事はどれも美味しくて、大満足でした。

この辺りで、『Into The Wild』という映画のロケ地の前を通りました。
ちょっと暗ーい映画ですが、評価の高い良い作品なので、観ていない方はぜひ(^_-)☆

そうこうしているうちに、もうすぐ夜の8時。

無事にフェアバンクス駅に到着でーす。

アンカレッジからデナリまでと、デナリからフェアバンクスまでの景色って似たようなものかなと思っていたけど、全く違っていました。最初の方がお天気も良かったし、綺麗なデナリの山々も見えたので、見応えはあったかな？

ここまでで、アラスカ鉄道とホテル2泊のパッケージは終了です。
リーズナブルな割にはとても良いサービスで、快適な列車の旅ができました(^^)

さて、ここからはレンタカーを借りて、自分たちで動きます！


⑨につづきます。