このブログでも”鳥さん”として度々登場している鳩のような鳥。種類を調べたらMourning Doveという主に北米に住む鳩の一種でした。(夏の間はカナダにちょっと、冬の間はメキシコにちょっと足を延ばすこともあるようです。)
日本語ではそのまま訳して「ナゲキバト」と呼ぶようですが、悲しそうにホゥ〜ホゥ〜と鳴くことからこのような名前が付いたようです。
その鳥さんがどうしたかというと、、、
4月上旬、クロエが頻繁にベランダの手すりの向こう側に興味を示していたのですが、私は何を見ているんだろうー?位しか思わず、2週間ほど放置していました。
それにしても良く見ているので、ある日、一緒になって覗いて見たところ・・・
え、えっ、えー!もしかして卵を温めてるのー?!(真上から覗いた図)
なんと、うちの雨どいに巣作りをしていました。
「この家のヒトもネコも優しそうだから、ここで子育てしましょ」と鳥さんに認められたみたい(^^;)
急いで鳩の巣作りについてネットで調べて見たところ、日本の都会でも皆さま結構ご苦労されている様子で、特に糞害が大変とのこと…
日本と同様、アメリカも使用中の巣を撤去するのは法律違反なので、見守ることは当然として、なんせ手すりの向こう側。掃除しようにも手が届かないし、どうしよう〜。と悩んだ挙句、困った時の大家さん=リーシングオフィスに行って話を聞いて来ました。
対応してくれたオフィスのお兄さんは「こんな話、初めて聞いた!」となんだか嬉しそうでしたが、とりあえずメンテナンスチームの方に見に来てもらうことになりました。
メンテナンスチームの話によると、こういうことはたまにあるとのこと。
「巣立った後の掃除は全部やるから心配しなくて大丈夫!万が一、ヒナが巣から落ちたり、困ったことがあったら連絡して」と言っていただき、私は安心して観察に集中することができました♡
鳥の巣をこんなに間近に見ることなんて初めての経験。ワクワクしながら観察開始です♪
できるだけストレスを与えないように、抜き足差し足でそぉ〜っと近づいて、スマホを消音にして写真をサッと撮って。
巣の存在に気付いたのは4月8日ですが、しばらく変わりばえのない日が続きます。
「あなた、交代するわよ」と、代わり番こに温める鳥さん夫婦。この辺りで勝手に命名:鳩男と鳩美。
そして変化が見えたのは、4月14日。ちっちゃくて茶色いものが動いた!よく見えないけど、卵から孵ったみたいです!
またネットで調べて見たところ、孵ってからも数日はヒナを温め続けるとのこと。
4月20日。まだ始終ヒナの上に乗っていますが、だいぶ育ってきたのか、どうも座りづらそう。
4月21日。そしてとうとう親鳥がヒナの上から降りて、その姿を目にすることができました!あまりの可愛さに、iPhoneでは我慢しきれず、一眼レフに持ち変えてパシャ!
やっぱり写真写りが全然違いますね、、、。かわいいー♡
一眼レフも静音設定にしてパシャの音を控えめにしたのですが、鳥さんたちは気にならなさそうだったので、これ以降は一眼レフで撮影することにしました。
観察日記(2)に続きます。