この2つは、外国へ行くペットには必須のものだと思っていましたが、いろいろ調べてみると、
カリフォルニア州は、猫の入国についてはどちらも必要がないことがわかりました。
逆に、日本への入国ではどちらも必須です。
いつでもすぐに帰国できるようにしておくには、渡米前から準備しておかないといけないのですが、
猫への狂犬病予防接種について、危険性を獣医さんに聞いてみたところ、
「(他のワクチン同様)副作用はありうる」とのこと。
副作用のリスクがあるものを毎年不必要に受けさせたくなかったので、いつか帰国する日が来るまでは、
クロエに狂犬病の予防接種をするのはやめました。
(帰国が決まったら、帰国日の180日以上前から準備が必要です。日本の検疫は厳しいですね…)
そしてマイクロチップ。
これは迷子札代わりになるし、日本で入れておいても損はないかな?と、近所の動物病院
2か所に問い合わせ、取り扱っているマイクロチップを教えてもらいました。
① DATA MARS SA 社のアイディール(スイス) 代理店: 共立製薬 3500円
② AVID社のAVIDマイクロチップII(アメリカ) 代理店: 共立商会 4500円+消費税
アメリカに行くから、アメリカの会社のものが良いかな?と思い、ネットで調べていたら、
どうも日本とアメリカで使用されているマイクロチップの規格が違うらしいことが判明。
日本とヨーロッパはISO規格、アメリカは非ISO規格。
バーコードの桁数が違い、それぞれ別の「読み取り機」が必要になるそうです。
迷子札代わりに入れておきたいのに、アメリカで読み取れないのでは意味がないですよね。
それではと、今度はそれぞれの代理店に「ISO、非ISOについて」メールで問い合わせてみました。
① 共立製薬からは
「アメリカへの入国の際のマイクロチップに関して、一部の州においては
ISO規格以外のマイクロチップが取り扱われていたと聞いたことがありますが、
現在ではISO規格に対応していると聞いております。」
との回答をすぐにいただきました。ありがとうございます。
ただ、私が聞きたかったのは、入国の際の話ではなかったのですが・・・
② 共立商会からは
「AVIDマイクロチップIIはISO規格(15桁)のものです。
AVID社は米国では9桁のマイクロチップを販売しておりますが、
当社では日本向けにISO規格のものを製造してもらっています。
米国本土ではISO規格も普及し初めているようですが、
まだ9桁・12桁の規格が主流で、ISO規格のマイクロチップでは
読み取りができる獣医師・愛護センターは限られてくるようです。
ご指摘の通り、長期間渡米する予定であれば渡米後に現地で
マイクロチップを装着したほうが良いかもしれません。
ただし、帰国後、非ISO規格のマイクロチップは日本で登録することはできません。」
素敵な回答!まさに私が確認したかったことです!
今すぐ日本で入れない方が良さそう、ということで、マイクロチップも保留にします。
近い将来、ISOも非ISOもなくなって、統一されれば良いのですが。。。
ちなみに、日本の空港には両方の読み取り機が準備されているそうです。
また、何らかの理由で両方の規格のマイクロチップを入れている子は「二重国籍」
と説明しているサイトがありました。ペットにも二重国籍ってあるんですね…
「注射とか、痛いのはイヤー!」