2012年4月29日日曜日

クロエの渡米準備 その⑧ 米国大使館編

最終確認で、東京の米国大使館に、猫の入国手続きについて問い合わせをしました。(2012年4月9日Tel)

代表電話のお姉さんに事情を話すと、まずはテープ案内に繋いでくれました。
言語は英語か日本語を選ぶことができます(私はもちろん日本語!)

テープでは、

「成田検疫所で輸出検疫証明書を発行してもらい、アメリカの税関で提示すること、
ほとんどの州では犬および猫の狂犬病予防接種の証明書が必要とのこと、
各州の検疫内容が確認できるウェブサイトのアドレス」

などなど流れたのですが、意外と盛り沢山でメモしきれず・・・^^;

テープが終わると担当部署の係官に繋がるとのことだったので、
知りたいことは係官に直接聞くことにしました。

係官のお兄さんは優しく的確に答えてくれました。

「狂犬病の予防接種については、国レベルでは猫には必要ないけれども、
州によっては上乗せで猫にも課しています。でもカリフォルニア州は必要ありません。
猫ちゃんについては、LA空港の税関で見た目が健康であればOKです。」

とのことでした。なんてシンプル!

渡米直前の獣医さんの健康証明書は必要ないのか再度確認したところ、
「州によっては獣医の証明書が必要になるけれども、成田の検疫所で輸出検疫
証明書を発行する際に健康チェックされるので、それで大丈夫でしょう。

成田の検疫所でチェックしてくれる担当官の半数は獣医さんのようですが、
獣医でない方にあたった場合は獣医のサインがもらえません。
でも、カリフォルニアに関しては輸出検疫証明書さえあれば大丈夫です。」

とのことでした。

猫の入国に厳しい州があるのだと思いますが、カリフォルニア州は簡単で良かった~。


2年以内に帰国予定の場合は、猫ちゃんへの準備が変わってきますのでご注意ください。
※州の規定なども変わる可能性がありますので、カリフォルニアに猫ちゃんを連れて渡米される方は、随時ご自身でもご確認くださーい。


「なんかイタズラされてる気がするー」

やっぱりバレた?そんなブス~っとしないでー ^^;

2012年4月27日金曜日

クロエの渡米準備 その⑦ 狂犬病予防接種とマイクロチップ編

渡米準備の備忘録、今回は狂犬病予防接種とマイクロチップについてです。(かなりの長文です!)

この2つは、外国へ行くペットには必須のものだと思っていましたが、いろいろ調べてみると、
カリフォルニア州は、猫の入国についてはどちらも必要がないことがわかりました。
逆に、日本への入国ではどちらも必須です。

いつでもすぐに帰国できるようにしておくには、渡米前から準備しておかないといけないのですが、
猫への狂犬病予防接種について、危険性を獣医さんに聞いてみたところ、
「(他のワクチン同様)副作用はありうる」とのこと。

副作用のリスクがあるものを毎年不必要に受けさせたくなかったので、いつか帰国する日が来るまでは、
クロエに狂犬病の予防接種をするのはやめました。
(帰国が決まったら、帰国日の180日以上前から準備が必要です。日本の検疫は厳しいですね…)


そしてマイクロチップ。

これは迷子札代わりになるし、日本で入れておいても損はないかな?と、近所の動物病院
2か所に問い合わせ、取り扱っているマイクロチップを教えてもらいました。

① DATA MARS SA 社のアイディール(スイス) 代理店: 共立製薬  3500円
② AVID社のAVIDマイクロチップII(アメリカ) 代理店: 共立商会 4500円+消費税

アメリカに行くから、アメリカの会社のものが良いかな?と思い、ネットで調べていたら、
どうも日本とアメリカで使用されているマイクロチップの規格が違うらしいことが判明。
日本とヨーロッパはISO規格、アメリカは非ISO規格。
バーコードの桁数が違い、それぞれ別の「読み取り機」が必要になるそうです。

迷子札代わりに入れておきたいのに、アメリカで読み取れないのでは意味がないですよね。

それではと、今度はそれぞれの代理店に「ISO、非ISOについて」メールで問い合わせてみました。

① 共立製薬からは
「アメリカへの入国の際のマイクロチップに関して、一部の州においては
ISO規格以外のマイクロチップが取り扱われていたと聞いたことがありますが、
現在ではISO規格に対応していると聞いております。」

との回答をすぐにいただきました。ありがとうございます。
ただ、私が聞きたかったのは、入国の際の話ではなかったのですが・・・


② 共立商会からは
「AVIDマイクロチップIIはISO規格(15桁)のものです。
AVID社は米国では9桁のマイクロチップを販売しておりますが、
当社では日本向けにISO規格のものを製造してもらっています。

米国本土ではISO規格も普及し初めているようですが、
まだ9桁・12桁の規格が主流で、ISO規格のマイクロチップでは
読み取りができる獣医師・愛護センターは限られてくるようです。

ご指摘の通り、長期間渡米する予定であれば渡米後に現地で
マイクロチップを装着したほうが良いかもしれません。
ただし、帰国後、非ISO規格のマイクロチップは日本で登録することはできません。」


素敵な回答!まさに私が確認したかったことです!
今すぐ日本で入れない方が良さそう、ということで、マイクロチップも保留にします。

近い将来、ISOも非ISOもなくなって、統一されれば良いのですが。。。

ちなみに、日本の空港には両方の読み取り機が準備されているそうです。
また、何らかの理由で両方の規格のマイクロチップを入れている子は「二重国籍」
と説明しているサイトがありました。ペットにも二重国籍ってあるんですね…


「注射とか、痛いのはイヤー!」


2012年4月25日水曜日

振り向けばそこに・・・

なんともいえない微妙な格好をしたクロエが。


後ろ足、戻し忘れてるよ!
...というか、なんでそんなところに後ろ足のっけてるの?!


寝てる姿も何かヘン~
なぜその角度?!なぜはみでてるのー(笑)


2012年4月22日日曜日

まつ毛

猫のまつ毛をお見せしたくて、横から撮ってみました。

クロエのまつ毛はクルンと上向き。
女の子っぽいですね♡








2012年4月18日水曜日

ハンモック ~ つづき

昨日メーカーに問い合わせをしたハンモック用のメッシュ状マットですが、
外出先から帰宅したらもう届いていました!しかも3枚も送って下さいました☆

クロエ、新しいハンモック嬉しいね!




2012年4月16日月曜日

ハンモック


新しく購入したソフトキャリーに、クロエが乗っています♪ 上部の素材が大好きなハンモックに似ているからかな?


「気に入ったのー?」^^ なんて和気あいあいしてたけど、


ちょっと待てよ・・・真正面から見たら、重みで相当つぶれているじゃあないですか(汗)


「あれ、なんか斜めってきたー」

さっそく壊れては困る。
でも無理矢理おろすと不機嫌になるだろうなぁーと思って、
冬の間、押し入れにしまっていたハンモックを出してきました。

バックの前にセットしたら、「スルスルー」と移動。あまりにも狙い通りです(笑)


そんなに好きなら、これもカリフォルニアに持っていかないとだねー。(クロエの荷物多し!)


※ ハンモックのメッシュ状マットに穴が開いてきてしまったので、これだけ別売りしてくれないかなぁとメーカーに
問い合わせたところ、手元に在庫があるので一つ無料で送ってくれるとのこと!なんと親切な!!
電話してみて良かったぁ(*^_^*)

(クロエが使っているのは、現在販売されているハンモックの旧型で、もう市場には出回っておらず、
たまたま在庫があったからのようです。ラッキーでした☆)

2012年4月15日日曜日

クロエの渡米準備 その⑥ ソフトキャリー編

前回までは、JALの予定で貨物室(ハードキャリー)の準備を進めていましたが、
土壇場でデルタ航空の機内持ち込み(ソフトキャリー)に変更しました!
やっぱり一緒の方が安心ですよね(*^_^*)

 ※ユナイテッド航空でも良かったのですが、スカイチームのマイレージも貯めているのでデルタに決めました。

フライトは、一番大きなキャリーが持ち込めるBoeing777の日を選び(参考:渡米準備その③)、
座席もエコノミーコンフォートにアップグレード~☆(LAまでは9,900円の追加料金でした)

<予約の手順>
① デルタのカスタマーセンターに電話をして、希望のフライト日がまだペットOKか確認
② デルタのHPでエコノミーの座席を予約(←ネットで予約をすれば手数料がかからないため)
③ 再度カスタマーセンターに電話をして、ペットの予約を確保
(持ち込み予定のバックの大きさと、念のためクロエの体重とバックの総重量を聞かれました)
そして、座席をエコノミーコンフォートにアップグレードしてもらいました。


バッグは、「ソフトキャリーならこれが良いなぁ~」と前々から思っていた Sleepypod Air を購入♪ 
楽天で18,000円+10倍ポイントでした。安くなってたけど、それでも高ーいっ(>_<)

カラフルな色にも惹かれましたが、「いかに目立たずにフライトを無事終えるか」
が私の最重要ポイントなので、無難に黒に。

届いたので開けてみると、新し物好きのクロエ、早速やってきました。


「えー、これ、ペチャンコじゃない?入れないよ?」

ちょっと待ってね、今組み立てるから。(ファスナー閉めるだけですけど・・・)


「ふーん、なかなか大きそうね」



「でも頑丈なのー?」

いろんな角度からクロエチェックが入ります(^^;


ひとまず匂い付けにクロエのおもちゃを入れてみました。


さて、渡米まであと2か月。順調に慣れてくれるといいのですがー。


2012年4月11日水曜日

クロエの渡米準備 その⑤ ハードキャリー編

さて、一通り各航空会社に問い合わせをしましたが、マイルの関係でJALを利用することになりそう。。。
うなると、貨物室になります。

獣医さんたちは、「貨物室でも大丈夫よ」と仰ってくれました。

「騒音よりも、知らないところに一人で閉じ込められる方が怖いと思うから、
今のうちからキャリーに慣らしてあげるのが一番ね」とのこと。

クロエにはLAまでの約10時間、貨物室でがんばってもらうしかないかな・・・と意を決し、
IATA(国際貨物輸送協会)の基準をクリアしている航空機対応のハードキャリーを購入したのが1月のこと。



おやつをキャリーの中であげたり、そっとドアを閉めて持ち上げ廊下を行ったり来たり、


部屋の隅に置いて、少しずつ慣らしてきました。


でも、いよいよ航空券を予約しないといけない段階になって、急に不安に・・・(>_<)

中型犬・大型犬・ちょっと大きめの猫ちゃんなど、サイズの規定で貨物室にしか入れない子は
仕方がありませんが、どちらの選択肢もあるのなら、やっぱり目の届くところに置いておきたい、
機内持ち込みにしようかなぁ、、という気持ちに傾いてきました。

すみません、まだ続きます・・・

2012年4月10日火曜日

クロエの渡米準備 その④ 航空会社の選別編

最後に電話したのはユナイテッド航空です。

ユナイテッド航空もペットフレンドリーで、「あのー、猫の輸送についてなのですが・・・」
と切り出したら、「もちろんご一緒に客席にお乗りになれますよ♪」と明るく言ってくれました ^^

United Airlines(2011年12月4日Tel)

・キャリーの大きさ
ソフト 46cm × 28cm × 28cm
ハード 44cm × 30cm × 19cm

・体重制限はなし

・料金は 11,000円

・LA行きの機体は 777 → 機内持込みはエコノミーで3匹までなので、
自分のチケットを予約する前にペットの残席を確認してください。

・非常口の前の席は×です。




どの飛行機にするのー?




※うちからすぐの桜並木。昨日、のんびりと川沿いをお散歩しました。
・:*:・ うっとり~ ・:*:・







2012年4月8日日曜日

クロエの渡米準備 その③ 航空会社の選別編

前回の続きです。

次にデルタ航空へ電話をしてみました。

Delta Airlines (2011年12月4日にTel)
→ 追記あり(2012年4月さらに2度Tel しました)

・客室への持ち込みはいつでもOK。但し、エコノミーのみ。非常口の前の席は×。
→ エコノミーコンフォート席(若干エコノミーよりピッチが広めの席)はOK。

※5/15~9/15の期間、もしくは到着地の気温が29.5℃以上の日は、
貨物室でのお預かりは不可で、機内持ち込みのみになります。

・体重制限は、キャリー込みで 7kgまで。
→ そこまで厳密ではないそう。
クロエは約4.7kg、キャリーと合わせるとギリギリ合計7kg弱ですが、これなら問題ないそうです。
でも、応対してくださったお姉さんに「あら、大きい猫ちゃんですね!」と言われてしまいました(笑)
ちなみに、機内に一緒に入るペット達は2~3kgの小型犬などが多いそうです。

「キャリーの中で向きを変えることができて(一回転)、猫ちゃんが苦しくない
ことが一番重要ですので」
とのことでした^^


また、使用する機体によって、持ち込めるキャリーの大きさが変わるそうです。
<成田→LAの場合>
Airbus330 縦30cm × 横35cm × 高さ25cm
Boeing747 縦48cm × 横38cm × 高さ25cm
Boeing777 縦48cm × 横53cm × 高さ29cm
※希望のフライト日を告げると、その日の機体とキャリーの大きさを教えてくれます。

・料金は$200

・2週間前までにはペット搭乗を申し込んでください。

とのことでした。
次回はユナイテッド航空の回答についてです。



飛行機の中でもグッスリ寝たいの zzz...


クロエの渡米準備 その② 航空会社の選別編

前回の続きです。

まずはJALに電話をしてみました。
※あくまでも私の体験談です。航空会社の規定は常に変わる可能性がありますので、都度ご自身でご確認ください。

JAL(2011年12月4日Tel)

・ ペットは貨物室のみ
・ 料金 $175 or 17500円 (今は円高なのでドルで払った方が得ですね!)
・ ペットの予約は6時間前まで受付可能。

「但し、予約をしていたとしても、一緒の便に乗れるか確定するのは当日空港で。
とりあえず当日チェックインカウンターに猫を連れて来てください。
 
他のお客様の荷物次第で、貨物室に余裕がない場合はお乗せすることができず、
次の便(カーゴ便扱い)になるかもしれませんのでご了承ください。」
 
との説明を受けました。

JALと共同運航しているアメリカン航空のHPには、
"遅延の場合に備えてエサも一緒に預けて下さい"と書いてあったので、
次の便になってしまった場合について尋ねたところ、

「お水やご飯についてはJAL貨物にお問い合わせいただけますか?」

と電話番号を教えてくれました。

一緒の便に乗れるか確定するのは当日空港で・・・?ほんとにー?
でもJAL貨物の連絡先まで教えてくれたし、そういうこともあるのかな。。

不安になり、JAL会員の知人に同様の問い合わせをしてもらったところ、
原則同じ飛行機とのこと。一緒の便に乗れないというのは基本的に無く、
話し方からするとあっても年に1回位ではないかな。」との返答がきました。

私への説明とはちょっと違ったけど、、、それならばきっと大丈夫かな。

※JALのHPに「夏季期間中(主に7月半ば頃から9月半ば頃まで)は、
なるべく昼間帯を避け、朝・夕の涼しい時間帯での輸送をお勧めいたします。」
と書かれています。いくら貨物室の空調を調整してくれるとはいえ、
やはり暑い時期は動物たちには負担なんですね(>_<)

次回はデルタ航空の回答です。


日光吸収中のクロエ(笑) 
庭を歩いていた姉が気付いて撮影してくれました。


2012年4月7日土曜日

クロエの渡米準備 その① 航空会社の選別編

猫と一緒にアメリカへ渡るための準備について、私の備忘録も兼ねて、
少しずつ書いていこうと思います。
※あくまでも私の体験談です。検疫所や航空会社、州のそれぞれの法律や規定は変わる
可能性がありますので、実際に猫を連れて渡米される方は、必ず都度ご自身でご確認ください。


渡米を決心してから一番頭を悩ませたのは、どのようにクロエを連れて行くかです。

選択肢は2つ、そして航空会社は次の3つに絞りました。
① 機内持ち込み - デルタ航空かユナイテッド航空
② 受託手荷物(貨物室) - JAL航空
(③ 別送<飼い主とは別のカーゴ便> もあるけど、これは最初から除外)

石橋を叩いて渡るタイプの私は、知る限りの獣医さん(4人)や
海外から何度か猫を連れ帰っている猫カフェオーナー、
知人にも話を聞き、実際に猫を連れて飛行機に乗ったことのある人の
ブログを読み漁りました。

でも、、、いくら石橋を叩いても、どうしても答えが見つからな~い(>_<)
機内持ち込みにするか、貨物室でがんばってもらうか・・・うーん。。
ひとまず各航空会社に問い合わせをした際のそれぞれの回答を
次回から書いてみたいと思います。



昨日退職しました。職場の皆様から頂いたお花の香りを堪能するクロエです♪






2012年4月3日火曜日

春の嵐

今日は「台風並みの暴風」が日本列島を襲う!と朝からTVで大騒ぎ。

私の勤務先では14時に全社員 退社指示が出たので、
電車が止まって帰れなくなる前に、急いで帰宅しました。


ゴォーゴォーという風の音に、クロエもびっくりです。