図書館で借りてきた州立公園の入園パスの返却日が近づいてきたので、せっかくなら行ったことのない公園に行ってみようと、Riverside郡にある California Citrus State Historic Park(カリフォルニア柑橘類の州立歴史公園)へ行ってみました。家から車で約50分ほどでした。
大きなオレンジが目印。この角を曲がりまーす。
入園料は$7のようですが、図書館パスで入れました〜。ビジターセンターが可愛いです♡
園内に入った途端、オレンジの花の香りがホワワーン。駐車場から早速たわわに実っているオレンジ♡
でも、勝手に取ってはいけないようなのでご注意です。
ビジターセンター内では柑橘類の歴史が紹介されていました。
この辺りでオレンジ栽培が始まった頃の道具なども置いてあって興味深かったです。
そして、週末だけ空いているギフトショップ。オレンジに関係するものだらけ♪
どれも可愛いし珍しいしで欲しくなってしまいましたが...
マーマレードジャム1個 $10 (約1,500円) と言う価格設定だったので、訪問記念にマグネットだけ買ってきました(^^;;
さて、金土日はボランティアさんによる果樹園ツアーが2回あるので、11時スタートの回に参加してみました。知識豊富なおじいちゃんガイド。45分のはずが、教えたくて仕方ないのでしょうか、終わったら2時間以上経っていました(笑)
「ワシの後ろにある木は、珍しい Buddha's Hand(ブッダの手)でな、こんな実なんじゃ」と説明してくれているところ。
こちらは昔、寒い夜にオレンジが冷えすぎないためにオイルを使って温めていた道具だそうです。空気を汚してしまうため、今は使われていないそう。
詳しく説明してくれて面白いのですが、スタート時に15人いた参加者のうち、このあたりで10人ほどが脱落していきました。
お天気が良ければ遠くに雪山が拝めるそうですが、ずーっと先までオレンジ畑です。
昔はお水の確保も大変だったそうで、国内では水路を引くための資金を貸してくれる銀行がなかったので、はるばるイギリスの銀行にお願いして支援してもらったとか。そのため、近くの町の目抜通りにはイギリス女王の名前が付けられているそう。なかなか興味深いですね。
お花畑も広がっていました☆
もちろん、オレンジの花もたーくさん。良い香り♡
さて、最後まで生き残った?ツアー参加者5名に柑橘類の味見タイムです!待ってました!笑
全部で12種類の味見をさせていただきました。ガイドさんから、自分で木からもぎ取って良いよと言われたらGOです!笑
左上から…
Kumquat(金柑)、Indio Mandarin Kumquat(この2つはツアー最初に味見)
Australian Finger Lime、Shasta Gold Mandarin,
Dancy Mandarin, とそれを剥いたミカンです。
みんなお腹がいっぱいになってきたので、後半はガイドさんがもぎってナイフでカットしてくれました。これは Midnight Valencia Orange
左上から…
Murcott Honey Mandarin, Moro Blood Orange,
Minneola Tangelo, Variegated Pink Eureka Lemon,
Chandler Pummelo (グレープフルーツっぽい), Cara Cara Navel Orange
どれもとーっても美味しかったです♪
車で10分ほど離れたところに、1870年にブラジルから運んできた最初のオレンジの木(Parent Navel Tree)が今も立っているそうです。この木が今アメリカにある全てのオレンジの親なんだそう。見に行くのを忘れて帰ってきてしまいましたが、また機会があれば立ち寄ってみたいと思います。
ちなみに、ツアーに参加しない人でもビジターセンターの中庭で少し味見させてもらえるようでした。
オレンジは公園内で販売しておらず、外に出て最初の角に地元の農家の販売所があるので寄ってみました。
ツアー最後の味見で一番美味しかった Cara Cara Orange にしてみました。一番小さな袋がこれ。13個入っていて $6.25 (約1,000円) でした。スーパーの半額くらいかな?