2019年1月20日日曜日

Annenberg Space for Photography

せっかくの三連休。ということで、ロサンゼルスにある Annenberg Space for Photography に行ってみました。写真に特化した美術館です。アーバイン市から車で約1時間ちょっと。

展示内容は数ヶ月おきに入れ替わるようですが、この日は ナショナル・ジオグラフィック主催の PHOTO ARK という動物の写真展でした。動物好きの私にぴったり♪

無料の音声ガイドを借りました。写真撮影の裏側などを飼育員さんたちがお話してくれます。

地球上に12,000種以上いる生き物全てのポートレートを撮る!という使命を掲げて活動している写真家の Joel Sartoreさんの作品の一部が展示されていました。

マレーバクの赤ちゃんって、こんななの?!知らなかったー。なんてカワイイ!

!!!!!!こ、これはなに?! 

センザンコウの赤ちゃんだそうです。ウロコが綺麗な不思議な生き物♡かわいい〜

鑑賞する前は、自然の中ではなく、ポートレートという形式の動物写真に対して「どうなんだろう?」という気持ちが正直あったのですが、作品を見たり、館内で上映されていたJoelさんのドキュメンタリーを見て、見方が変わりました。

以前は生息地に赴き、決定的瞬間のため何時間も待つような撮影を行っていたそうですが、絶滅の危機に瀕している動物のために自分に何かできるだろうか?と考えたとき、人は知らないものには関心を持たないものだから、多くの人にその動物の存在を知ってもらうためにポートレートの撮影をしよう、それが動物保護に繋がればという気持ちから始めたプロジェクトのようです(と、館内の説明書きやドキュメンタリーからかいつまんでみました。大きくは間違っていないと思いますが、ちょっと違うなんて箇所があったらご了承を、、、)

地球上にあと数頭しかいないという動物を撮影する時は、心が重く、痛むそうです…。私は高校生の頃、動物園の存在意義に疑問を持ち始め、それから何十年も答えの出ないまま生きてきましたが、動物園で保護をされていなければとっくに絶滅をしている動物たちもいる、というJoelさんの言葉に、また色々と考えされられています。

ミュージアムショップにはセンスの良いお土産がたくさん置いてありました。このカメラ型のティーポットなんて珍しくて良いギフトになりそう♪

超高層ビルの谷間にある小さな写真美術館。あっという間に見終わってしまいますが、とても面白かったです。ちなみに無料です!

目の前には気持ちの良さそうな芝生エリアが広がっています。あのたまご型の揺れる椅子に座ってボーっとしたら気持ち良さそう〜

帰りは渋滞で 1時間30分かかってしまいました。ロサンゼルスにはたくさんの美術館があって良いなぁと思いますが、やっぱり遠いなぁー(^^;