そんな混み混みのロサンゼルス空港を抜けて里帰りしてきた友人に、今年もサンクスギビング・ディナーに呼んでいただきました。
総勢14人でしたが、アメリカ、ポーランド、ルーマニア、フランス、シリア、そして日本出身の、なんともインターナショナルな食卓で、話題も多岐に渡って楽しかったです。
ただ、フランス出身の、ショートヘアが似合う素敵な友人のおば様は、今日はこんな格好でごめんなさいね、とスウェットの上下ではにかむのでどうされたのかなと思ったら、なんと先日の山火事で、マリブのお宅が全焼してしまい、全て失ってしまったとのこと…大切な愛犬だけを連れて車で避難したけれど、すごい勢いで火の手が回り、バックミラーには爆発する家が見えて、1分でも遅れていたら危なかったと。。。
今は友人のおじい様の家に居候をさせてもらっているそうなのですが、そんなことは微塵も感じさせないくらい、終始ニコニコで、自分がここにこうしていれるだけで幸せと。そのお話を受けて、2年前にシリアから移住してきた若いご家族が、シリアの惨状を語り、アウシュビッツから帰還したおじい様が、ここにこうして集まって皆んなで食事ができることに感謝しないとね、と仰って、それぞれ大変な人生を送っていらっしゃるのに、笑顔でしっかりと生きていて、みなさんの強さにただただ感銘を受けました。
感謝祭と言えばターキー。友人のお父さんが腕を振るって巨大なターキーを焼いていましたが、お肉を食べない私には真鯛のワイン蒸しを用意してくださって、デザートにはお手製のチーズケーキと、シリア名物のクリームチーズ&ピスタチオの砂糖シロップかけ。どれもとても美味しかったです!ご馳走様でした。
友人が里帰りしてきてとても嬉しそうなゴールデンレトリバーのファイちゃんと、友人のおば様の愛犬、エンジェルちゃん。後ろ姿になっちゃったけど、ぴろっと足が広がる座り方がキュートでした♡
Aちゃん、毎年招待してくれてどうもありがとう(^^)楽しい夜でした☆