2025年6月22日日曜日

渡米13周年☆記念ランチ

全米各地で行われた抗議デモもひとまず落ち着いた様子だったので、延期していた「渡米13週年記念ランチ」に、友人夫妻をお誘いして行ってきました。

今回訪れたのは、 Crystal Cove にある、その名も『A Crystal Cove』というレストラン。シックな店内で、窓も全開にされていたため、気持ちの良い風が入ってきて心地よい空間でした。

平日はディナー営業のみのようですが、金・土・日はブランチも提供しています。
ハイビスカスのノンアルコール・カクテルで、カンパーイ!

スモースサーモンのエッグベネディクト◎

アラスカン・ハリバットのタコス☆

友人とシェアしましたが、どちらもとっても美味しかったです♪

Crystal Cove ショッピングセンターは、駐車場から海が見えてとても爽やか。

移住前から相談に乗っていただき、ずっとお世話になっている友人ご夫妻に、こうして今年も無事に感謝の気持ちを伝えられて、本当によかったです。

気持ち良く帰宅したあと、夕方テレビをつけたら、アメリカがイランに攻撃をしたというニュースが飛び込んできました。先週の抗議デモを上回るような深刻な事態に不安も募りますが、どうかこれ以上悪い方向へ進みませんように。

みなさんも、どうぞ今日もご無事でお過ごしください☆


2025年6月15日日曜日

渡米13周年

本日、無事に渡米13周年を迎えました☆

昨日は友人夫妻とランチをする予定でしたが、全米各地で “No Kings” という抗議デモが行われるとのことで、安全を考えてキャンセルしました。

アーバインは比較的安全な街ですが、それでも近所のショッピングセンターでは、2日前から各入口にバリケードらしきものが設置され始めていました。

ブレブレ写真もいいところですが、雰囲気だけでも伝われば…。「No special event parking available. Parking is reserved for patrons of the center. Others will be towed at owner’s expense. 」との立て看板です。お上品に書かれていますが、要は「デモ参加者は駐車しちゃダメ!」ということですね。アーバイン市、警戒モード。

過ぎてみれば、アーバインは終始静かでしたが、ロサンゼルスではやはり騒ぎになっていたようです。
テレビでも、大谷翔平の壁画で有名なリトルトーキョー前の様子が映っていて。

騎馬隊が一列に並んで、じわじわとデモ参加者をエリア外へと誘導していました。

朝早くガソリンを入れに行き、食料の買い出しをしてからは、ずっとステイホームしていたのですが、外出中に何気なく撮った写真に…何やら UFO らしきものが写ってる?!(左上)

拡大してみました ↓  
快晴の空に浮かぶ「8」っぽい…雲でもなさそうだし、飛行機にも見えない…謎の浮遊物。

デモ騒ぎやUFO?で落ち着かない13周年記念日になってしまいました(~_~;)

いろいろありますが、クロエは日曜日にもらえるツナフィレを、今日も美味しそうに食べています♡

世の中はどうにも心がざわつくような情勢が続いていますが、一人と一匹は日々の小さな幸せに目を向けながら、在米14年目も穏やかに暮らしていけたら…と願っています☆


2025年6月8日日曜日

5度目の陪審員 招集

このブログで何度か取り上げていますが(何度も受け取るので…)、また陪審員の招集がかかりました。なんということでしょう。これで5度目になります。

毎回書いていますが、「私だけやたら多くないですか?!」(^_^;)


実は、オリジナルのハガキを受け取ったのは、昨年の8月下旬のことでした。ちょうど就職活動を始めようかなと思い始めていた頃で、気持ちもそぞろ。「面接の日と裁判所に呼ばれる日が重なったらどうしよう?」と、少し不安でした。

そんなとき、友達から「今はオンラインで延期の申請できるよ」との情報が。
どれどれ…と試してみたところ、一年先まで日時が選択できたので、思い切って10ヶ月ほど延期を申請しました。

前年にも陪審員に呼ばれていたからか、すんなりと許可が出ました。わーい!


月日が経つこと10ヶ月〜


もちろん裁判所は忘れてくれず、約束通りまたハガキが届きました。
今の職場では、陪審員に行くことはアメリカ人の義務なので認められていますが、その間のお給料の手当は出ません。(前の会社では、5日分の手当が出ました。)

自分の有給休暇を使わないといけないのですが、勤め始めたばかりなので、まだ有給がほんの少ししかありません。

むむむ…と陪審員のサイトを見ていたら、「経済的理由で陪審員の義務を免除してもらう」という項目が目に入りました。試しに進めてみたところ、以下の4つの質問がありました。

①月収
②ひと月の支出
③家族の人数
④会社は何日分の手当を出してくれるか?

月収よりも支出の方を200ドルほど多くして赤字をアピールし、会社の手当はゼロと入力して申請しました。

判断には10日ほどかかるとのことでしたが、2日後に「Approved=許可」のメールが届き、無事に免除してもらえました。わーい!

メールには、「これで義務は果たしたことになるため、今後1年間は召喚されることはありません」と書かれていました。ほっ。

日本語ならまだしも、英語で人の人生を左右するような陪審員になることには、全く自信がありません。

前回の陪審員のブログ(→)を読み返したら、「次回はぜひ10年後くらいにお願いしたいです」と書いていましたが、今回もまた繰り返したいと思います。

次回は、ぜひ10年後に!笑


2025年6月1日日曜日

イエメンコーヒー・カフェ @ フラトン市

週末に、友人2人と一緒にイエメンの珈琲屋さんにお邪魔してきました。

Fullerton市にある「Qamaria Yemeni Coffee Co.」。うちからだと車で30分ほどかかります。デザートの写真しか撮らなかったのですが、どれもユニークだったので、サクっとご紹介♪

まずは Honeycomb Bread。ふわふわのパンひとつひとつの中にクリームチーズが入っていて、上からハチミツがかかっています。温かくて美味しい〜♡

こちらは Pistachio Cheesecake。ピスタチオと聞くと、つい試したくなりますよね♪ 絶対おいしいやつ!

最後は Mango Cheesecake。マンゴーの爽やかな風味が感じられて◎

私はコーヒーをあまり飲まないので、Chai Tea をいただきました。友人たちはイエメン・コーヒーを注文。

イエメン・カフェは初めてでしたが、お店は大人気!1時半頃に入った時はまだ席に余裕がありましたが、3時頃には満席になっていました。

ケーキをシェアしながらお喋りもたっぷりして、楽しいひとときでした。

帰りがけに、友人のわんこと少しだけ遊びました。
暑い1日だったので、ちょっとバテ気味かな?夕方になっても、まだ暑いね〜

チャージ完了。明日からまた1週間、がんばりたいと思いまーす(^^)

2025年5月26日月曜日

アップルパイとオオカミ @ Julian

月曜日は Memorial Day の祝日。ということで、三連休の中日にちょっと遠出してきました。
写真の量は2回に分けても良いくらいですが…全部のせちゃいます!笑

向かったのは、サンディエゴ郡の山間にある小さな町「Julian(ジュリアン)」。アップルパイで有名な町ですが、ここにオオカミの保護センターがあると知り、はるばる行ってきました。

アーバインから車で片道約2時間。そのうち半分は、片側1車線のくねくね山道です。

朝8:30に家を出て、10:30に到着。早めのランチを兼ねて、さっそくジュリアンで一番人気と言われる「Julian Pie Company」へ。

レビューに「午後は長蛇の列」と書いてあったので覚悟して行きましたが、午前中は空いていて、タイミングも良かったのかレジには誰も並んでいませんでした。

Natural Apple Pie(砂糖なし・りんごの甘みのみ)に、バニラアイスと紅茶を注文。

温かいアップルパイに、これでもかー!と太っ腹な量のバニラアイス(笑)。しかも、私の好きな Mighty Leaf 社の紅茶でした♪ 「すごい量だわ…」と思いつつ、美味しくてあっという間に完食。バニラアイスが甘いので、砂糖なしのアップルパイにして大正解でした。全部で$13.41でした。

さて、ジュリアンの小さな町の散策スタートです。

まずは、午後にオオカミツアーを予約している California Wolf Center のショップへ。(オオカミたちはここからさらに車で10分ほどの場所にいます。)

入口には、実物よりも大きそうな可愛いオオカミのぬいぐるみ♡

店内は広々としていて、所狭しとオオカミグッズがたくさん!

ぬいぐるみも、書籍も、ぜ〜んぶオオカミさん!

店の奥には、オオカミに関する展示物や動画が流れていました。

「オオカミグッズしかないのかな?」と思いきや、とても綺麗なハチドリさんのガラスのオーナメントも⭐︎

そして、さらには「ひゃあ!」と胸がときめいた動物たちのイラストとグッズが!「このかわいい絵を描いているのはだれ?」

とキョロキョロしたら、本が置いてありました。どうやら、Hannah Daleさんという女性のアーティストのようです。ちらっと調べてみたところ、彼女はケンブリッジ大学で動物学の学位を取得したものの、動物を研究するよりも絵を描く道を選び、数々の賞を受賞しているそうです。

素敵な作家さんを知ることができて嬉しい♪ 本も買いたかったのですが、ひとまず動物たちの絵が描かれたシールセットを購入しました。

ジュリアンの市庁舎・ビジターセンターにも立ち寄ってみました。

ホールではアメジストを始め、さまざまな鉱物や宝石が展示販売されていました。

どうやらバイカーもたくさん立ち寄る町のようで、そんなバイク野郎?たちにも似合いそうな雑貨屋さん「Julian Garage」。

なんだかちょっとワイルドな香り。

その向かいにある雑貨屋さん「The Warm Hearth」は、名前のとおりあたたかい雰囲気でときめきました。何よりも、入口で店番をしている子犬にお客さんたち釘付け!「私も帰りに絶対になでさせてもらおう…」と心に誓い、まずは店内へ。

奥へ奥へと広がっていて、開放感のあるひろ〜い店内。

おしゃれな雑貨がたくさんありました。ここでマグネットを一つ、お土産に購入。

人間だけでなく、ワンコも鼻チューでご挨拶♡

「撫でて良いですか?」と聞いてから、なでなで〜♪ マーラちゃんという、14週目の女の子だそうです。パピーとは思えない大きさ!マラミュートという犬種とのこと(他のお客さんに「ティンバーウルフ」とも呟いていましたが、ウルフドッグなのか、ティンバーウルフに似てるでしょ?と言う意味だったのか聞き取れず…)とにかくモッフモフでした!!

お花も綺麗に咲いていて、日帰り旅行に人気なのも納得です。

さて、そろそろオオカミセンターの予約の時間 (12:40 pm) が近づいてきました。メールには「早めに来ないで。時間ぴったりにチェックインしてください」とありましたが、念のため5分前に到着。

「この列かなぁ?」と思ったのですが、右に見える黒い車の方でした。たくさんの車がわちゃわちゃと停まっていて、係の方が車まで来てくれて、窓越しにチェックイン完了。「みんなについて行ってくださいね」と言われて、さらに車で奥へ進みます。

参加者だけが入れる駐車場にて、まずは簡単な説明会。「なぜか日本の旅行会社のオプショナルツアーに選ばれているらしく、日本からの参加者もたまに来るんだよ〜」と聞いてびっくり。こんな奥地にまで…!オオカミ好きの日本人の方もたくさんいらっしゃるんですね。

ガイドさんに案内され、いよいよオオカミたちがいる場所へ。

お待ちかねのオオカミさん登場〜!こちらは Northwestern Wolf の母娘。野生では寿命は5-7歳らしいのですが、お母さんは11歳、娘さんは7歳とご長寿さん。このセンターでは野生に戻す活動もしていますが、Northwestern Wolf の野生復帰は現在やっておらず、この2匹は最後までセンターで暮らす予定だそうです。Wolf Ambassador として、今回のような教育活動に活躍中。

金網越しですが、お母さんの姿がキレイに撮れたかな。換毛期で、毛がわさわさ抜けているそう。思わず一房とりたくなる衝動にかられますね(笑)

以下の3枚は、ちょっと高級なデジカメで撮ったもの。望遠にすると金網がうまく消えてくれました!

うふふ〜、かっこいいなぁ。

いくつかあるコースの中から、Enrichment Tour ($47.70) を選びました。Enrichmentとは、匂いや音、食べ物などでオオカミたちに良い刺激を与えることを目的にしています。今回は「食べ物」でした。

そろそろもらえると分かったみたいで、ニコニコ顔でやってくるお母さんオオカミ。

家畜の肉を与えることは禁止されているそうで、たしかバイソンと言っていたかな?肉団子を凝視する娘。

娘がすばしっこくて、お母さん(右)はいつも取られちゃうそう。

そこで、ガイドさんは遠くにお団子を投げて娘さんに食べさせ、その隙にお母さんに手前で渡していました。

オオカミはとても知性が高く、人間と同じような感情を持っているとのこと。

こんなお話もしてくれました。娘さんはヘビが大嫌い。そのことを知っているお母さんは、わざとヘビを捕まえては口に咥えて、逃げ回る娘を追いかけ回してからかうそうです(笑)

また、最近の研究では「アルファ」や「ベータ」などの順位づけは、実は野生のオオカミ社会には存在しないことも分かってきたそうです。家族みんなで協力して子育てをし、平和に暮らしているんですね。

このセンターにはもう一種類、Mexican Wolf もいます。彼らを野生へ戻す活動をしているそうです。

Mexican Wolf のエリアへ移動。先ほどの親子よりも目つきがキリっとしていて、迫力がありますね。

たたずむオオカミさん。

ワイルドで素敵です☆

Enrichment のお時間がやってきました。こちらはお魚。匂いも刺激になって良いそうなんですが…

「なんだ、今日は魚か〜」とでも言いたげに少ししか食べず、おしっこかけちゃったりして、笑いが起こっていました。

絶滅寸前だったオオカミたちを、どのように保護し、野生に戻しているのか、たくさん教えてくれました。

今は生まれて間もないパピーを、野生で暮らす家族の巣穴に紛れ込ませ、育ててもらう方法で数を増やしているそうです。オオカミのお母さんも「ん?増えてる?」と気づいているのかもしれませんが、これまで育児拒否をされたことはないとのこと。

野生では50%の確率でしか生き残れないという赤ちゃんオオカミ。赤ちゃんを亡くしたお母さんはとても悲しみ、数週間〜数ヶ月ほど喪に服すそうですが、その後は気持ちを切り替え、また来年子育てをがんばろうとするそうです。「本当の気持ちはオオカミたちに聞けないけどね。」と言っていましたが、行動からそう読み取れるのでしょうね。

赤ちゃんオオカミをどうやって野生の巣穴に紛れ込ませるか…研究員たちの涙ぐましい努力のお話もとても面白かったのですが、長くなるのでこの辺で。

最後は小さなお土産屋さんに寄って、約1時間のツアー(ちょっと延長気味)終了。

町のショップの方が何十倍も大きくて立派ですが、この小さなショップも、入口のドアノックや置物が素敵でした。

お財布の紐をギューっと絞っている今日この頃ですが、昨日はゆるみまくりで…こちらのお二人を連れて帰ってしまいました♡笑

オオカミさんとビーバーさん:「あ、クロエ姉さん。よろしくお願いします!」

クロエ姉さん:「どれどれ。フガフガ…よしっ!」

後ろ姿も最高にキュートな二人です♡

卒業論文のテーマが「イエローストーンとオオカミ」だった私にとって、オオカミは特に思い入れがあります。とても勉強になったし、面白かった!帰りは少し時間がかかり、往復でトータル4時間20分のドライブとなり、ヘトヘトになりましたが、行って良かったです。

とても楽しい小旅行でした♪