クロエが17歳になった週末、バースデー検診に獣医さんへ行ってきました。
ストレスを考えると、できるだけ病院には連れて行きたくないのですが、以前から腎臓病・心臓病・甲状腺機能亢進症と診断されており、シニア期ということもあって、血液検査はしてもらったほうがいいかなと思い、連れて行くことにしました。
検査の結果、腎臓の数値は良好で、昨年と変わらずステージ2 (1-4段階) とのこと。ただし、甲状腺ホルモンの数値が高くなっていることが分かりました。甲状腺ホルモンの影響で腎臓への血流が増え、一時的に腎臓の数値が実際より良く見えている可能性もある、とのことでした。
甲状腺ホルモンが高い状態が続くと、心臓病や腎臓病の悪化、食欲が増えているのに体重が減る、肝臓の酵素の上昇など、さまざまな悪影響が全身に及ぶそうです。
そのため、「甲状腺ホルモンを下げるお薬を始めましょう」ということになりました。
私自身、薬はできるだけ避けたいと思っているので、もちろんクロエに対しても同じ気持ちでした。でも、「何も対処しなければ心臓病や腎臓病が悪化する可能性がある」と言われてしまうと、「結構です」とは言えず…
小さなピンクの錠剤 (Felimazole 2.5mg) を1錠、12時間ごとに飲ませ始めました。
そして2週間後、再度血液検査をしたところ、今度はホルモン値が下がりすぎてしまっているとのこと。薬の量を減らすため、1/2錠 (1.25mg) に変更するよう指示がありました。
ピルカッターで、小さな錠剤をそっと半分に。
ところが、その翌日、床に何やら血のようなものがポツポツと…?なんだろう?
さらに翌日、鼻血を出しているではありませんか!ぎゃー
あわてて獣医さんに相談したところ、「薬の稀な副作用に血球や血小板の異常があり、鼻血が薬の影響かどうかを確認するために、再度血液検査が必要です」とのこと。とりあえず薬は一旦中止となりました。
そして昨日、クロエを再び獣医さんへ。血液検査の結果、幸いにも薬の副作用ではないと判明しました。おそらく、もともとのアレルギー(慢性鼻炎)からくる鼻血だろう、との診断でした。
今朝も少し鼻血が出ており、心配は尽きませんが、甲状腺のお薬は続けることにしたいと思います。
投薬は、クロエのお鼻を天井に向けて、お口をググッと開けて、ポイっと放り込む方式。これがなかなか難しく、クロエも「お口は開けてなるものか!」とグググ…と抵抗するし、ポイっと入れた錠剤をポイっと出してくることもあって、苦戦する日もしばしば。1回でうまくあげれるとホッとします。
少しずつ慣れてきたとはいえ、クロエのストレスをなるべく減らすためにも、私自身の投薬スキルももっと上げないと、と思う今日この頃です。
後ろのみんなも「お大事に」と言ってくれているかのよう♡
本当はお薬を止めたい気持ちもありますが、ひとまず甲状腺の数値が良くなることを目指して、クロエと一緒に頑張りたいと思います!
備忘録:この1ヶ月の通院記録
3月22日 健康診断 + ワクチン接種($575.28 + お薬代 $29.00)
4月20日 甲状腺の血液検査 ($119.85)
4月26日 鼻血の検査と診断 + 関節炎の痛み止めSolensia ($385.94)